渡航関係助成の研究発表の様子が来ていますので一部掲載します。

大阪市立大学工学部情報工学科では、「論理設計コンテスト作品」の表彰式が開催されましたので、その様子を報告します。このコンテストは「モノづくり」の楽しさが分かる、また、ハードウェア技術が習得できる教育として、開講されておられます。
コンテストでは、学生にブレッドボードを用いて、実際に電子機器の作品を製作させることを行っており、今年度は、井上賞1点、優秀賞2点、敢闘賞５点が選ばれました。

全国高等学校ロボット競技大会には各校とも初めての参加で、ロボット製作では「モノ作り」の難しさを感じたが、それ以上に、完成時の充実感や動いた時の感動等すばらしい体験ができたとの報告を頂きました。

天候にも恵まれ集合場所の天王寺駅に定刻までに全員集合。
大型観光バスで一路、和歌山アイコム㈱まで快調な滑り出しです。
工場到着後、和歌山アイコム㈱社長及び工場長と面談後早速、ものづくり現場を各工程ごとに説明を受けながら見学していきました。
その後、奨学生と工場側で意見交換が行われましたが、アイコム独自の国内製造の考え方、地域への貢献、製造管理方法、品質管理のなどに対して活発に意見交換が行われました。今回の交流懇談会から得たものが将来ものづくりの役に立つことを願って第４回交流懇談会を終了しました。

今年度の奨学生39名（大学院生35名、学部生4名）に奨学生証書と第1四半期分の奨学金が手渡されました。また、奨学生と評議員等役員との懇談を行いました。奨学生からは、これからは研究に多くの時間を費やすことができる、有効に活用しますと話されました。