財団法人アイコム電子通信工学振興財団は、2月26日、大阪市北区で、平成19年度の奨学生を選考する選考委員会を開き、応募のあった45名の内、定員枠の40名を選考しました。

大阪市立大学工学研究科（電子情報系専攻）、工学部（情報工学科、電気工学科、応用物理学科）では、毎年、モノづくりの楽しみが分かる、また、ハード・ソフトウエア技術の習得できる教育の一環として「論理設計コンテスト」が実施されておられます。

今年度は、 33件の作品が出されました。創意・工夫をこらした作品揃いの中、井上賞2件、敢闘賞6件が選ばれました。

大阪大学工学部電子情報工学科と和歌山工業高等専門学校の共同による、FPGAを用いて作成したディジタル合成音を使って自動音楽演奏するシンセサイザを設計し、その音質を競うコンテスト行った。最優秀賞には、和歌山工業高等専門学校 電気情報工学科5年 野下 裕市さんが受賞されました。また、優秀賞2名、特別賞1名が選ばれました。

前日の雨から一転、紀州路は爽やかな秋晴れ、紀ノ川を渡り市街地を越えれば高速道前面は緑一色、バスは快適に有田川町へ。
重たげに枝を垂れた青坊主はほんのり黄味がかりにっこりと迎てくれました。
工場では、社長、工場長の直々のご案内と、懇切丁寧なご説明をしていただき、モノづくりの原点をみたような深い感度と凛とした工場の雰囲気に緊張してしまいました。見学後の社長さん、工場長さんとの意見交換は、国内で文字どおり体を張ったモノづくりを実践しておられるお話には、プロとしての揺るぎない自信とほとばしる熱意が熱く伝わってきました。意見交換では、時間が足らない程沢山の質問が出されました。熱く燃え感動した秋の一日でした。