令和6年度 活動報告

令和6年11月末現在、3件の海外渡航助成を行っております。実施報告書が届いておりますので、国際会議等での発表状況(写真)を掲載いたします。

日時 : 令和6年10月28日(月)13時30分~15時30分
場所 : 阪神高速道路株式会社 朝潮橋交通管制室
参加者 : 財団役員等13名
概要 : 関西都市圏を網羅し、日々多くのヒト、モノ、情報をスムーズに集積・流動させる阪神高速道路ネットワーク。総延長距離は258.1km、1日の走行台数は約71万台。
阪神高速道路㈱交通管制室は、朝潮橋と京橋の2カ所に設置され、刻々と変化する交通データを24時間体制で監視、収集し、情報処理、分析を行い、文字・図形情報版、AMラジオなど多様な手段で、渋滞箇所、所要時間などの交通情報を提供しています。
朝潮橋交通管制室の壁一面には大型グラフィックパネルが設置され、全路線の現場状況がリアルタイムで映し出されています。いち早く交通管制員が現場の状況を把握し、緊急時、現場との情報共有、パトロールカーへの指示など、事案への迅速対応、早期回復に努めています。
交通管制室は最先端技術を駆使し、安全・安心・快適な高速道路環境を確保する重要な役割を担い、先進の道路サービス実現に貢献しています。
日時 : 令和6年9月6日
場所 : 和歌山アイコム株式会社 有田工場(和歌山県有田郡有田川町)
参加者 : 第21期奨学生45名 財団事務局2名
概要 : 和歌山アイコム株式会社有田工場は、メイド・イン・ジャパンを支える製造拠点の一つ。国内・海外向けアイコム製品の組立から出荷までを行う有田工場の見学を行う交流懇談会を開催しました。
最初に事業概要の説明を受け、電子部品の基板への装着、組立、品質保証の完成品までほぼ自動化された生産工程、製品出荷の一連の見学を行いました。見学後の同社役員と奨学生との意見交換会では、品質管理、時間管理・自動化による生産効率化、生産を担う人手作業、検査工程、災害対応など多岐にわたる質問が出され、予定時刻を超えて質疑応答が取り交わされました。
奨学生にとって、製品の品質や信頼性、社員の技術力や熱意など、多くの知識や体験を得ることができ、有意義な一日となりました。
最後に懇切丁寧にご説明いただきました和歌山アイコム株式会社の皆様へ感謝を申し上げ、交流懇談会を終了しました。
日時 : 令和6年7月13日~14日の2日間
場所 : 池田市民文化会館・豊島野公園、池田市立カルチャープラザ
議題 : アマチュア無線家を対象としたイベントで、本年は「無線しようぜ 社会とつながるアマチュア無線 A.R.E.もええけどH.A.Mもね」をテーマに、28回目の開催を迎えました。オープニングセレモニーのテープカットで開幕し、2日間で約8000名の来場者が訪れました。
初日、アイコム(株)による技術セミナー「SHF帯への挑戦」や、アマチュア無線家でシンガーソングライターの野田サオリライブステージなど、多くの方が聴講されており、期間中は企業展示、電波相談や電子申請相談など、多彩な催しが開催されました。
また、宇宙・自然科学の技術啓発など青少年ジュニア層への取組に重点を置き、「こども科学体験広場」での移動プラネタリウムドーム、すもうロボット工作には、親子で楽しむ姿を見ることができました。
日時 : 令和6年6月12日(水)
場所 : 大阪市中央区
議題 : (1) 令和5年度財務決算報告(案)について(承認)
(2) 令和5年度基本財産運用実績報告(案)について(承認)
(3) 監査報告について(承認)
(4) 辞任伴う評議員の選任(案)について(承認)
(5) 任期満了に伴う理事及び監事の選任(案)について(承認)
日時 : 令和6年5月23日(木)
場所 : 大阪市中央区
議題 : (1) 令和5年度事業報告(案)について(承認)
(2) 令和5年度財務決算報告(案)について(承認)
(3) 令和5年度基本財産運用実績報告(案)について(承認)
(4) 特定資産運用計画の変更(案)について(承認)
(5) 監査報告について(承認)
(6) 特定費用準備資金(奨学資金給付事業準備金)の積立計画の見直し(案)について(承認)
(7) 第43回定時評議員会の開催(案)について(承認)
(8) 個人情報保護管理規程等2規程の一部改正(案)について(承認)
(9) 令和7年度(第22期)奨学生の募集要綱(案)について(承認)
(10) 令和7年度調査・研究助成募集要綱(案)について(承認)
日時 : 令和6年3月29日(金)11:00~12:30
場所 : アイコム株式会社本社(大阪市平野区)
参加者 : 令和6年度(第21期)奨学生及び財団役員等
概要 : 令和6年度の奨学生90名(大学院生72名、学部生11名、高等専門学校専攻科生7名)に奨学生証書と第1四半期分の奨学金が交付されました。奨学生代表から、今後の抱負や意欲、アイコム電子通信工学振興財団への感謝の発言がありました。